アルコール依存症とは
アルコール依存症は、
単なる酒好きの人のことではありません。
お酒が好きな人は誰しも、人と一緒にお酒を飲むことが楽しいと感じているでしょうし、酔ったときの開放感・高揚感・充足感などや、浮揚するような体の心地よさが好きだと感じていることでしょう。そういう思いで知人とお酒を酌み交わしている人や、飲み会に参加している人、自宅で晩酌している人などのほとんどは、けっしてアルコール依存症ではありません。
アルコール依存症とは、アルコールのもつ「依存性」によって、精神的・肉体的にアルコールの摂取を欠かせなくなってしまう一種の薬物依存症です。「依存性」は、麻薬・覚せい剤など一時的に神経を興奮させたり逆に抑制したりする薬物にはかならず見られる性質で、人は、その薬物をしばらく使っているうちに、それがないと気分が悪くなったり倦怠感を感じたりするようになります。すると、体によくないと思いながらも薬物をまた使い、やがて常習的に薬物を求めるようになります。
このように人の心と体を変化させる薬物の性質を、「依存性」といいます。
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